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REITは為替に反応するか?日経平均と比較して考える。
結論としてはREIT(国内REIT)は為替にほとんど反応しません。
ドル円との相関係数(どれくらい反応するか)は0から0.2程度です。
本日2026年1月13日(火)は連休中に衆議院の解散を検討していることが読売新聞が報じ、2円程度ドル円が動き同時に日経平均先物も沸騰しました。
どうなることやらと連休明け蓋を開けてみると日経平均が3.1%の上昇に対して、東証REIT指数は0.15%上昇とほぼ無反応でした。
株式市場は輸出企業や海外資産を多く持つ企業が多いので、為替に敏感に反応しますがREITはごく一部を除き資産はほぼ国内不動産であり、収入も支出も支払われますのでほとんど為替の影響を受けません。
間接的な影響として為替の動きでインバウンド客に影響するホテルREITなどはありますが、本日の反応を見る限りそれもかなり限定的なようです。
海外株式にしろ国内株式にしろ為替に反応しがちな資産が多い中で為替感応度が低い資産を持つことは極度の円安の今一定の意味があるのかもしれません。
いつまでも一方的な円安が続くとは限らないので。
参考記事
ホテルREITはやめとけ?ホテルREIT向いてる人・向かない人 - 烏有の投資ブログ。
インバウンドとホテルREITの関係は? - 烏有の投資ブログ。
レジデンスREITはインフレに強い? - 烏有の投資ブログ。
REITをポートフォリオに入れるメリットは何か? - 烏有の投資ブログ。
ホテルREITはやめとけ?ホテルREIT向いてる人・向かない人
ホテルREITは6%程度高い分配金を狙える反面、景気やインバウンドに影響されやすくボラティリティが非常に高い傾向があります。
ホテルREITの収益源である賃料は一定程度、収益連動になっておりホテルの売上がそのままREITの収益に直結します。
それだけ利益を上げればリターンが大きく、客足が遠のけば減配となり非常に変動が大きくなるのが特徴です。
金融危機やコロナ禍では70%下落したというデータもあります。
安定した分配金を望む投資家はやめておいた方が良いでしょう。
あまり価格の上下を気にすることなく安定した分配金を得たい方はレジデンスREITをおすすめします。
■ホテルREITの将来性についてですが、目下3%近いインフレが進行しています。
その中でホテルREITは日々賃料を変動させることができるのでインフレに強いセクターだと思います。逆に長期固定賃料のセクターはインフレに賃料が追いつかない可能性が高いです。
また、インバウンドは現状4000万人、将来的に6000万人を目標としていますので、ホテルセクターの将来性は高いでしょう。
■ホテルREITに向いている人は株式並の高いボラティリティに耐えられる人です。日々の価格の変動が激しいのでそれに耐えられる人はホテルREITに向いています。より高いリターンを目指す人もホテルREITはおすすめです。
参考記事
インバウンドとホテルREITの関係は? - 烏有の投資ブログ。
レジデンスREITはインフレに強い? - 烏有の投資ブログ。
REITをポートフォリオに入れるメリットは何か? - 烏有の投資ブログ。
オルカンの構成銘柄は何か?
構成銘柄はどこでしょうか?
まず国ですが
アメリカが63.9% で2/3を占めます。
日本が4.8%
イギリスが3.2%
カナダが2.9%
フランスが2.3%
台湾が2.1%
スイスが2.0% となっております。
具体的な銘柄ですが上位から
エヌビディア
アップル
アマゾン
アルファベット A
アルファベット C
メタ
テスラ
となっております。銘柄としてはマグニフィセント・セブン7やFANG+と通じるものがありますがウェイトが違い、エヌビディアが4.7%とFANG+よりかなり分散が効いたものとなっております。
MSCI KOKUSAI に連動する先進国株に投資するファンドとの違いはオルカンには新興国株や日本株が入っていることです。TSMCは台湾企業ですね。
組入上位国にケイマン諸島となっている国もありますが、中国企業が登記上ケイマン諸島になっているということでしょう。
60%以上がアメリカなのでアメリカの景気にかなり影響を受けることを理解して投資すべきでしょう。世界的な大企業がそれだけアメリカ偏っているということでしょう。
最終的に円で消費する我々日本人はもう少し日本株式にオーバーウェイトしても良いかもしれません。
参考記事
果たしてオルカン一本で投資すのが合理的か - 烏有の投資ブログ。
コモディティとは何か?
コモディティ資産とは、実物として取引される原材料・資源を投資対象とする資産クラスです。株式や債券とは性質が大きく異なり、インフレ耐性・分散効果を期待してポートフォリオに組み込まれることが多いのが特徴です。
金、銀、プラチナ、原油、天然ガス、銅、アルミ、ニッケル、小麦、トウモロコシ、大豆などです。
コモディティの特性
■インフレに強い
特に金、原油、エネルギーはインフレ耐性があります。
■株式、債券と値動きが異なる
伝統資産と比べ値動きが違うので分散効果があります
■キャッシュフローを生まない
配当利息がない、キャピタルゲインのみがリターン源泉となります。
■ボラティリティ高いものが多い
具体的なアセットごとの特徴ですが
■金(ゴールド)
安全資産、インフレヘッジ、暴落時の保険になります。
ポートフォリオに組み込むのに検討に値するのはまずこれです。
■原油・エネルギー
景気回復局面に強い
地政学リスクの影響が大きい
長期では供給増・技術革新の影響を受けやすい
■産業用金属
世界経済の体温計
中国・インフラ投資に連動
コモディティは守りと分散の資産です。ポートフォリオの10%程度を限度に組み込むのをおすすめします。
個人投資家でポートフォリオに組み込みやすいのはやはり金だと思います。
ETFや投資信託で低コストかつ容易に投資できる点も良いと思います。
関連記事
高配当株投資は日経平均に勝てるか?
結論は長期リターンでは負けることが多いが、ボラティリティが低いので下落局面で勝てる場合もある。です。
①日経平均は配当を出さない成長株が牽引しています。
半導体、ハイテク、グロース企業などです。
これらの企業は配当を出さないこと多いです。
高配当企業は成熟企業で、成長率が低いことが多いです。
②税金の影響
配当はすぐに課税されますが、値上がり益は売却時まで繰延されますので、配当しない企業の方が税金面では有利です。
それでも高配当株が有利になる局面があります。
横ばい、下落相場では成長性が剥落し高配当株のディフェンシブ性から、日経平均をアウトパフォームすることがあります。
実証的には期待リターンは長期でほぼ同等やや下。
ボラティリティは低い
最大ドローダウンは低い
と守りに強い銘柄だとわかります。
高配当株をREITと組み合わせてインカムゲインを得ていくのは一つの選択肢かもしれませんね。